無痛分娩は誰が行うのですか?

無痛分娩は誰が行うのですか?

無痛分娩は産婦人科医麻酔科医助産師が関わり達成する麻酔を併用したお産です。無痛分娩の麻酔自体をになう科は各施設によって異なります。麻酔科医が麻酔管理を行っている病院もあれば産婦人科医が麻酔管理を行っている施設もあり形態はさまざまです。理想は欧米のように分娩についても十分理解した「産科麻酔科医」が担当することですが、年間分娩数が1万件にも達するような分娩施設があり分娩の集約化が進んでいるからこそ達成できる体制であると考えられます。日本はどうでしょうか。まだまだ多くのお産が年間数百件~千件ほどの産院で行われており平成16年度の調査では無痛分娩が行われている場所は病院よりも産院の方が多いという結果でした。また、地域の周産期センターが受け入れられる分娩数の規模も簡単には大きくできません。そのため海外のような分娩施設の集約化はすぐには進まないのが現状です。その一方で無痛分娩を希望する妊婦さんは増えています。

いずれにせよ産婦人科医、麻酔科医、助産師それぞれ単独では達成できません。麻酔と分娩について精通している医師、助産師の協力で達成できるものです。

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