器械分娩(吸引分娩や鉗子分娩)は増えますか?

器械分娩(吸引分娩や鉗子分娩)は増えますか?

無痛分娩を行った場合、器械分娩率は約10%増加すると報告されています。

器械分娩とは器械(吸引カップや鉗子)を赤ちゃんの頭につけてけん引するお産の方法です。吸引分娩か鉗子分娩かは施設で異なります。

特に初産婦さんの場合、無痛分娩を併用すると分娩第2期(子宮口が全開大してから分娩までの期間)が1.5倍長くなるといわれています。そのため分娩が長引くこと(分娩遷延や分娩停止)を理由に器械分娩が増えると考えられます。また、局所麻酔濃度が高いと足に力が入りにくくなるため、踏ん張る力が弱くなる可能性があります。これも分娩が長引く原因となりえます。そのためなるべく低濃度の局所麻酔薬を使用することが推奨されます。

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