実際のお産は?

実際のお産は?

34歳 初産婦

夜中に破水し入院となり、いよいよお腹が痛くなってきました。え?まじ!?こんな痛いの!?「子宮口はまだほとんど開いていません」という助産師さんの言葉に絶望します。ようやくカテーテルを挿入することになりました。針を背中から刺すことに不安はありましたが、本番を迎えると、痛すぎてそれどころではありませんでした。早く麻酔してー!絶叫です。カテーテルを挿入した後に診察をしてもらうと、なんと子宮口は全開していました。分娩の進行が予想外に早かったため、より早く効果が現れるCSEA(脊椎くも膜下硬膜外併用麻酔)を行うこととなりました。そしてその数分後…まさに天にも昇る心地でした。今までの激痛はどこへやら…まるであったかい温泉に浸かっているようでした。それから分娩室には、さっきまでが嘘のように穏やかな時間が流れました。分娩は順調に進行し、痛みなく赤ちゃんを迎える瞬間がやってきました。落ち着いた心で、赤ちゃんと初めましてのあいさつをすることができたのは、とても良かったです。産後の傷の処置も、全く痛みはありませんでした。あのまま2時間以上絶叫していたら…と思うと恐ろしいです。 

Drからのコメント

妊婦さんのリクエストで無痛分娩を開始してもお産の進み具合に大きな影響はないといわれていますので、陣痛が始まったらご自分の希望は伝えましょう。赤ちゃんの頭がはさまって膣から出そうになっているとき(医学用語で発露といいます)は本当に痛いようなのですが、そのときに助産師さんに「はい、しっかり見て!赤ちゃんでてくるから!」と言われても、痛くてパニックになってそんな余裕ありませんよね…。でも無痛分娩をしているとその痛みをほぼ感じないので赤ちゃんが出てくる様子をしっかり目で見ながら感じながらお産を終えることができます。「落ち着いた心で」はまさにその状態でしょうね。また、会陰裂傷を縫う時も、麻酔がまだ効いているのでほぼ痛みなく処置が終わります。お産で傷が大きくなってしまった場合は縫合するのに時間もかかるのでメリットかもしれませんね。

 ★35歳 初産婦

私の場合は、陣痛が5分おきに来るようになったら入院して麻酔を打ってもらう計画でした。そのため陣痛初期の痛みは、普通分娩の方と同じでした。入院後下半身の麻酔をしてもらうと、痛みはすっかりなくなり、立会をしていた夫と会話しながら「暇だね」と話すほどでした。しかし最後の1時間、分娩が終わるまでは、思った以上に痛みがありました。 

Drからのコメント

はじめは痛みがとれていても、分娩がすすむにつれて痛みがでてくることは十分考えられます。そのことは無痛分娩を管理する医師や助産師はかならずわかった上で管理していますので、痛みが出てきた場合には必ず伝えましょう。多くの場合には薬の追加や硬膜外麻酔の刺し直しや脊椎くも膜下麻酔などの別の麻酔を行うことで痛みがまたなくなることが多いですが、お産の進み具合が非常に早い人の場合には(特に経産婦さん)、その対応が間に合わず最後は痛いまま生まれてしまう場合もあります。そのあたりも事前に担当する先生とお話しておくと心の準備ができますね。

34歳 初産婦

出産までの時間を有意義に過ごせたこともよかったです。陣痛間隔が狭まり、いよいよ生まれる、というときにも痛みが緩和されていたおかげで夫と二人で、子どもへの思いなど、様々な話をゆっくりすることができました。出産という貴重な瞬間をしっかりと覚えていますし、夫と話すこともできました。赤ちゃんが生まれる瞬間を楽しむことができると思います。 

Drからのコメント

無痛分娩のメリットは妊婦さんにとってに限りません。この方のように立ち合いする旦那さんにとっても落ち着くというメリットがあるようですね。なので、無痛分娩をするかどうかは妊婦さん一人で悩むのではなく、旦那さんも自分のことと考えて一緒に悩みましょう。

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